© フリースタイルな僧侶たち All rights reserved.

しりとり法話バトル:第18回「らしさ」増田将之

written by

お題「らしさ」

文: 増田将之

浄土真宗本願寺派

自分らしい、僧侶の姿を求めて“フリースタイルな僧侶たち”に関わらせていただき、随分と長い時間、居心地が良すぎて副代表をさせていただいた。フリースタイルな僧侶たちをご縁にたくさんの方と関わる事が出来、皆共通していることは、楽しみながらもいろいろ悩み続けている事だった。私も今、“僧侶らしさ・自分らしさ”を皆さんのおかげで模索しつづけている。
地域活性化にいかにお寺はコミットしていけるのか?お寺も選ばれる時代に入り、個人の僧侶としての研鑽もとても大切だとフリースタイルな僧侶たちから教えてもらい、今“仏教井戸端トーク”というイベントを不定期ではあるが開催させていただいて、らしさを模索している。欲という煩悩を意味のあるものにする、“意欲”である。この意欲があるからこそフリースタイルな僧侶たちを続いてきたのであろうと思っている。
このストレス社会において窮屈感を日々感じる世の中ではあるが、そのストレスから解放される場所が、お寺であり、僧侶であり、フリースタイルな僧侶たちなのではないかと思いながら結局役に立たない副代表であったと振り返る私である。

【審査員の評価】

総合評価:3.2/5段階中

[渡邉] 3
「自分らしい僧侶」ということばが印象的です。私には、僧侶の友人がたくさんいますが、出会った当初、「お坊さんらしくないなあ」と感じていました。世間には、お坊さんといえばこう、というイメージがありますね。固着したイメージのために、仏教を敬遠する人もいると思います。そんな中で、時代に 人に 自分に合った僧侶の姿を探し求めていらっしゃるのだな、と感じました。

[脇屋] 3
私もストレス社会から解放される場所を求めてフリスタの活動に関わらせて頂くきっかけとなりました。
仏教徒について全然知識はないですが押し付け感のない所が仏教の良い所なのかな、と思っています。何かを頑張れとか変わりなさいとかではなくてありのままを受け入れる。そんな存在であってほしいなと思います。

[中島] 3.5
らしさについての考察というよりは、増田さんがフリースタイルから2016年を振り返ってのインタビューを受けた…といった感じがしましたが、「欲という煩悩を意味のあるものにする、“意欲”である。」という言葉はなんだか説得力がありました。
最後の3行は不要な気もしましたが、そこが「らしさ」なのかもしれません。

☆しりとり法話バトルとは・・・僧侶たちが毎月しりとり形式で出されるお題にのっとって法話を作り、きびしい審査によって本誌掲載・非掲載のふるいにかけられる、フリスタ史上まれにみるサバイバルな企画。ウェブでは、残念ながら掲載に至らなかった法話と、審査員の評価を公開しています。

 

関連記事:


関連記事

コメントは利用できません。

しりとり法話バトル:第17回「ノーギャラ」稲田瑞規

お題「ノーギャラ」 文: 稲田瑞規 浄土宗・称名寺 24歳の駆け出し僧侶。京都のお寺で育ちました。 趣味は中古CDを集めること…

しりとり法話バトル:第15回「友達」佐山拓郎

お題「友達」 文: 佐山拓郎 浄土系単立 天恩山 五百羅漢寺住職 昭和のある年の秋彼岸、東京下町の小さなお寺で生まれる。 前…

しりとり法話バトル:第8回「実り」桂 浄薫

お題「実り」 文:桂 浄薫 総本山知恩院布教師 善福寺 副住職 お寺生まれの次男坊。東京でのサラリーマンを経て、実家の奈良のお寺…

おすすめ新着イベント:(京都)国境なき僧侶団/(名古屋)料理僧が語る「ほとけごはん」

おすすめイベントをいくつか掲載しましたので、ご紹介します! 同じ仏教徒同士が国境を越えて連帯できるなら、国際紛争などを解決していくための新し…

Vol.46_p1 2

20174/1

Vol.46 フリスタの「中の人」

どこもかしこも生命力にあふれる4月1日、「フリースタイルな僧侶たち」vol.46を発行しました! 表紙を見て、笑わないでください。…

ページ上部へ戻る