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しりとり法話バトル:第12回「因果応報」増田将之

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お題「因果応報」

文:増田将之

浄土真宗本願寺派真栄寺衆徒 仏教伝道協会職員
「フリースタイルな僧侶たち」副代表
これまでいただいてきた多くのご縁に支えられ、不定期ながら「仏教井戸端トーク」を開催。
気配りと爆笑法話が最大の持ち味。

 因果の関係というのは、人生において常についてくる。原因があって結果がある。その結果に対してもいろいろな欲・煩悩が出てくる。“あんなに頑張ったのに・・”といった事は必ずあると思います。自分がイメージしていった結果とズレが大きければ大きいほど喜怒哀楽は大きなものになります。しかし私はその因果の関係において一番大事であるのはこの間の過程に部分、いかに支えられてきたのか?という“ご縁”に気がつく事が大事である。
先日、私は胸の苦しみがありカテーテルの検査を行った。有難いことに心臓のほうは、大丈夫であった。その検査の事をフェイスブック等に載せると、ホントにたくさんの方にメッセージをいただいた。その時ホントにたくさんの方に支えられている自分というものに気がつき、とても私にとっては有難いものであった。そして“命”についても考えさせられた。うちの母親はよく“生きてるだけでありがたい”というその母親が検査結果を医師のほうから聞いた後本人の私より深々と頭を下げていた。まさに命の尊さ・亡くなった弟を思う母親の姿を感じる“ご縁”いただけた。

【審査員の評価】 

 総合評価:3.1/5段階中

[飯村] 3   世に起こる事象は良きにせよ悪きにせよ、何らかのご縁を運んでくる。
       すてきなことだと思います。が、要素が多い。
       もっと伝わりやすい文章にして〜。
[後藤] 3.5   素材はとっても感動的です。感謝の気持ちが伝わってきます。
         因=「心臓手術」、果=「たくさんの方に支えられているということに
         気づいた」としたいのなら、前半の「しかし」から前はいらないかも。
         むしろ、唐突に出てくる亡くなった弟さんのエピソードと
         命の尊さをもっと説明してほしい。もう少し、ファイト!
[中島] 3   ご自信が病気をされたことで命と向き合い、言葉にできないような
        感謝の実感がおありになったんでしょうね。苦難が生じると感謝の念が
        生まれる、それも因果応報なら、やはり因果応報はマイナスな
        意味合いではないんだなあと私も思います。
[島田] 3   後半のエピソードと因果応報の関係が、少々わかりずらかったです。
       

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次回のお題は「ウェブ」(2月末締切)、その次のお題は「ブロークンハート」(4月末締切)
宗派問わずお坊さんからのご応募、お待ちしております!

 ☆しりとり法話バトルとは・・・ウデに覚えのある僧侶たちが、毎月しりとり形式で出されるお題にのっとって法話を作り、きびしい審査によって本誌掲載・非掲載のふるいにかけられる、フリスタ史上まれにみるサバイバルな企画。ウェブでは、残念ながら掲載に至らなかった法話と、審査員の評価を公開しています。

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