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201510/20

しりとり法話バトル:第10回「途中」桂浄薫

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お題「途中」

文:桂浄薫

総本山知恩院布教師
善福寺 副住職
お寺生まれの次男坊。。
東京でのサラリーマンを経て、実家の奈良のお寺を継ぐことに。。
天理教の中心で仏の名をさけぶ。南無阿弥陀仏。

 お坊さんが一年で最も忙しいお盆が終わると、一年で最ものんびりできる時期がやってきます。わが家ではここぞとばかりに恒例の家族旅行へ。今年は北海道で涼しく、北の幸はどれも美味。子どもも楽しんで充分にリフレッシュできました。

なかでも印象的だったのは人生初の気球に乗ったこと。ゆっくり上昇していき、上空をゆらゆら、やがて下降して束の間の空中遊泳。しかし考えてみれば恐いもので、落下やガス欠の危険性もあり、途中でお腹が痛くなっても簡単には降りられません。自分で操縦できないので、気球に身を委ねるしかないですよね。

私たちの人生も気球の旅のようなものかもしれません。ゆっくり成長し、大人になって社会や家庭で役目を果たし、徐々に老いていく。でも自分でコントロールできることは限られ、途中でアクシデントも多く、最悪の事態も。皆さん、今は人生の旅のどの辺りですか?
途中下車はできません。信仰という命綱を手に、仏さまに見守ってもらいましょう。

【審査員の評価】 

 総合評価:2.5/5段階中

[飯村] 2.5   身を委ねるしかない→信仰という命綱…
           置いていかれちゃう感じがしました。
[後藤] 3   気球のエピソードはとても読みやすかったですが、。
         最後に無理やり仏さんを持ってきた感じがしました。
[中島] 2   なんだか、まさに気球の上から話されてる感じの
          文章ですね!これは日記ですか?

          
    

- – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – -

次回のお題は「疑い」
宗派問わずお坊さんからのご応募、お待ちしております!

 ☆しりとり法話バトルとは・・・ウデに覚えのある僧侶たちが、毎月しりとり形式で出されるお題にのっとって法話を作り、きびしい審査によって本誌掲載・非掲載のふるいにかけられる、フリスタ史上まれにみるサバイバルな企画。ウェブでは、残念ながら掲載に至らなかった法話と、審査員の評価を公開しています。

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