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しりとり法話バトル:第7回「ツッコミ」桂 浄薫

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お題「ツッコミ」

文:桂 浄薫

総本山知恩院布教師
善福寺 副住職

 漫才に限らず最近のテレビは、ボケとツッコミを上手く成立させて笑いをとっています。ボケだけでは笑うタイミングがわからず笑いが逃げてしまう。ツッコミが的確でないと戸惑ってしまい、せっかくのボケが台無しになってしまう…そんな笑いの解説はヤボですかね。

 私たちと仏さまの関係も似たようなものかもしれません。ボケは私たち、ツッコミは仏さま。私たちは毎日、毎時間、毎分、ボケ続けています。そんなつもりはない?
でも仏さまから見れば、私たちは滑稽を通りこして哀れなうえ、知らずに罪を重ねています。「何をしておるんだ…また地獄へ堕ちる業を作ってばかり」とツッコんでおられることでしょう。

 ボケとツッコミが切っても切り離せないように、私たちと仏さまもいつも一緒。「それでも救うぞ」とツッコミながら見守ってくださっています。

【審査員の評価】 
 総合評価:3.3/5段階中

[飯村] 3.5 書き手の人柄がほんわか伝わりました。
        私たち人間の「ボケ」の部分をいくつか
        具体的に示された方がよかったと思います。
[鳥居] 3.5  新しい視点から見た「ツッコミ」
        で面白かったです。次回もぜひ参加してください!

[中島] 3   ご自身で気づいておられるように、
        お笑いの解説は不要な気がします。
        お釈迦さんが人を突っ込むというのはちょっと
        「蜘蛛の糸」みたいでファンタジックで
        親しみやすいですが、やや主観的な感じは
        否めませんでした。

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次回のお題は「実り」締め切りは4月末! 
宗派問わずお坊さんからのご応募、お待ちしております!

 ☆しりとり法話バトルとは・・・ウデに覚えのある僧侶たちが、毎月しりとり形式で出されるお題にのっとって法話を作り、きびしい審査によって本誌掲載・非掲載のふるいにかけられる、フリスタ史上まれにみるサバイバルな企画。ウェブでは、残念ながら掲載に至らなかった法話と、審査員の評価を公開しています。

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