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20139/18

リアルさんすくみ。宗教の垣根を越えて

written by

inofest-sansukumi

座談「リアルさんすくみ」。左から2人目がMitsuaki。右端は中盤に突如参加したムスリムのナセル永野さん

教会版コミケ「いのり☆フェスティバル(通称いのフェス)」。

私Mitsuakiは、16時からのトークイベント、日常系ゆるスピ座談会「リアルさんすくみ」で壇上に上がった。

「リアルさんすくみ」とは、「さんすくみ」というお寺・神社・教会の長男がおりなす日常を描いた少女マンガになぞらえ、私を含め3つの異なる宗教(キリスト教・神道・仏教)の20代跡継ぎが、和やかに対談する企画。世界観の違いを超えて、互いに相手に歩みよる機会は私にとって新鮮だった。

壇上では互いの緊張が見て取れた。慣れない雰囲気に3人ともナーバスになっていたし、なにより、お互いを意識し尊重し合っていた。私たち3人は「現代を生きる若者」として同じフィールドに立っている。宗教が異なれば違った教学・言葉になってくるが、共通の願いが自然と生まれてくるように感じた。戸惑いも感じつつ、お互いに歩み寄った座談だった。

それもまた良かったのではないか。長い間別々の考えを持ってきた3人が、2時間あまりの対談で全て理解し合えるはずがない。それぞれ先人から大切に受け継いできた歩みがある。その歩みの一番若い部分を担う3人が同じ壇に上がり、互いを尊重しあうことができた。ここに大きな意味があるはずだ。

ネットや交通手段が発達し、異なる信仰を持つ者どうしが接する機会も増えた。宗教が果たすべき役割や課題は、1つの宗派・宗教のなかだけでは解決しにくいように感じる。私たち一人一人がお互いに宗教を理解しようとする姿勢が、より重要になってくるのではないだろうか。「リアルさんすくみ」は、私にとって、「宗教の垣根を越えた相互理解」という大きな課題に向き合うための一歩になったと思う。

いのフェス2013の様子は、U-streamからご覧いただけます。


Video streaming by Ustream

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  • お坊さん漫画家。 京都精華大学マンガ学科カートゥーンコース卒業。 現在某お寺にて奉職をさていただきつつ、漫画を制作しております。 仏教系漫画を中心に、同人・イラスト等の活動もおこなっております。 京都在住。
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